年収300万円時代に捧ぐあなたを成功に導く秘密の成功法則6つ

暇を持て余した大学生が考えることはいつの時代も決まっている。

バイトに応募することか、利き手で自分を慰めるかくらいのことだろう。

筆者は大学一年の頃、普通の人とは違うことをしていた。

何をしてたかというと、全国全世界の様々な種類のお金持ちにインタビューをしていた。総勢100人くらいだ。

僕がインタビューしたお金持ちはお金持ちと言っても、ビルゲイツからしたらとんでもない貧乏人ではあるが、資産でいうと10億円くらいを保有する人種だ。

大学1年だった当時の自分からしたら、資産10億円レベルの人達は神に見えていた。

当時は1億円くらいの資産をつくることが人生の目標であった。

幸福度と自分の収入の大小は必ずしも比例しない。

 

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しかし何はともあれ収入を多くしたい!どうしても10億円以上の資産を作りたい!いやその使命にあるんだ!という人のために、インタビュー結果をまとめた。

まとめてみてわかったのは、成功法則は大きくわけて6つあるということ。

今回はそれを「秘密の成功法則6つ」と題して紹介する。

 

1 熱意!

 

 

「俺は熱意に動かされてこの仕事してるんだ!金のためじゃない。不動産業が大好きなんだ。不動産業に恋してるんだ!」

タイのバンコクで不動産系の会社の社長をしている30代のタイ人男性はバンコクの蒸した熱帯夜の中で僕にこう語った。

そしておもしろいことに、仕事への愛情があれば、お金はあとからついてくるという。

多くの人たちはここを見逃してしまう。

考えてみれば当たり前のことではあるが、中々自分がやっている仕事を好きになれないで、毎月の給料明細表の金額の上下に一喜一憂して日々を暮らしている。

それでもそこそこの生活はできると思うが、お金持ちを目指しているのであれば、行動を変えなければならない。

巨大な資産を作り出す人たちは、お金のために仕事をするんではなく、その仕事が大好きで、熱意をもって仕事をしていくうちに、自然とお金持ちへの階段を上っているんだと感じた。

2 日々鍛錬!

 

「if you wanna grab the success story , put your head down in something ,and get a fuck damn shit good at it OK?」
(もし成功してえなら、なんかの分野に腰据えて、く○みてえにその分野に秀でろ)

アメリカのカリフォルニアで出会ったIT系の会社の社長は、太陽照りつける昼下がりのサンタモニカビーチ付近のカフェでブロンドガールを脇に抱えて僕にこう語った。

社長がこう語った後、ブロンドガールが間髪入れず、
「yeah! thats right!」
(ほんと!その通りだわ!)
と言ったときのあのブロンドガールの表情は今でも忘れない。

不動産、IT、為替、俳優、コメディ、歌、ダンス、製造、and so on

成功したかったら何か一つの分野に的を絞ってその分野で一流と呼ばれる人になる必要があるのだ。

分野はなんでもいいと言う。あれこれ手をつけずに、これと思ったもの一つだけ選んでみよう。



3 とにかく働け!





「当時はよう働きましたわ。働かな何も結果出ませんよ。でもこれは過重労働とは違うんですわ。働くのが楽しくてしょうがなかったですからね。」

学生起業をして成功した大阪在住のこてこての大阪弁をしゃべる20代の男性は、超高層タワーマンション「ザ・北浜」の彼の部屋に僕を招き入れこう語った。

昨今、過労で自殺をする人たちが増えているとよく耳にする。ワ○ミや○庄などのブラック企業の社員が過労で耐えられなくなり死を選ぶのだそうだ。

大阪の彼にこのブラック企業の問題について聞くと、
「いやー当時の僕の労働時間に敵う人はおらんちゃいますかね。一日20時間労働とかでしたやんか。それでもね、なんか楽しかったんですわ。ほんまですよこれ。」

労働を労働としてとらえず遊びとしてとらえればこうも人間は楽しく生きれるのだ。過労死を選ぶ前に少しだけ熟考していただきたい。



4 強引に進め!



オーストラリアのパース。この街に巨大な農園を所有している日本人男性がいるというのでお話しを聞きに行った。

農園の大きさを聞いて驚いた。112ヘクタール(東京ドーム24個分)の広さの農地を個人で所有しているという。

この日本人男性と会う前段階に彼の年齢を聞いていなかった。てっきり定年した人とかかなと思っていたら、20代の若者だった。

世の中にはとんでもない人がまだまだいるなと感心した。彼はパースで農業ビジネスをしているそうだ。

具体的にどうやってこのビジネスを確立したのかとか、そもそもどういう仕組みのビジネスなのかなどは企業秘密であるから教えないということだったが、彼は10代の頃単身オーストラリアにきたらしい。オーストラリアでとにかく何かビジネスがしたかった。

そんな時たまたまオーストラリアの書店でビジネス雑誌を手に取った。その雑誌に農業ビジネスで成功する方法というコーナーがあった。その内容に感銘を受け、すぐに農場経営者のところに出向き、経営ノウハウを教えてくれと懇願した。

英語もろくにしゃべれないのにである。

そしてその農場経営者から様々なことを学び、彼も経営者として大成したという。

普通の人は、色々な理由をつくって行動をためらう。しかし彼は強引にも行動を起こし、理性を捨て、感情のままに進んだ。

ここぞという時には深く考えずに自分を信じて突っ走った方がいいということだろう。

 

5 人に尽くす

 

東京のクラブで出会った30代男性は静岡県で開業医として成功した。

都内や地方にいくつか投資用マンションを所有しているという。

腰がすごく低い好青年といった感じが第一印象だった。だが話していくうちに彼の心の奥底にある野望心が見え隠れしていた。

成功の秘訣を率直に聞いた。

「人に尽くす仕事を選んだのは幸運でしたよ。子供たちってみんなお金持ちになりたいと思ってるじゃないですか。僕は彼らに言うんですよ。まず人のためになるようなことをしなさいって。それがお金持ちになる一番の近道だから。」

なるほど、今までインタビューした人たちとは違う視点でおもしろかった。

結局僕たちは社会の一員として生きていて、そしてお金を稼いでいる。社会に全くつながりがない人というのは、絶対にお金持ちになることはできない。宝くじに当たったとかそういう人を除いては。

僕たちは社会のために何か仕事をして、その見返りとして報酬を得ている。

社会のために多く経済活動を行う人にお金が集まってくるのだ。



 

6 アイディア



最近様々な教育現場で創造性を豊かにする教育が注目されている。

IT化が加速している世の中。AI(人工知能)の現場での導入もかなりのペースで進んでいる。

10年後にはロボットが僕たちの仕事の40%くらいを奪ってしまうという予想も出ている。そんな中で、人間に求められる事は単純作業の労働ではなく、ロボットにはできない知的作業、創造的な作業になってくるだろう。

しかし創造性というのは教育で養えるものなのだろうか。

フランスのパリで、15年前に世界中のポエムを集めたウェブサイトを作り一躍お金持ちになり、今は大手ウェブサイト運営をしている30代女性は、エッフェル塔がすぐそこに見えるレストランでフォアグラとフィレ肉を上品につまみながら僕にこう語った。

「私は創造性を教育で養ったとは思いません。ただ単調なことをこなしていただけだわ。何気ないことからすばらしいアイディアを思いつくんだと思うわ。」

創造性なんかは教育で得るようなものではなく、自分が生きていく中で、日々思索にふけりながら鍛えられていく。自分自信で思いついたすばらしいアイディアをただのゴミにするか、金脈にするかは自分次第ということだ。

自分がその日に感じたこと、思ったことを箇条書きで書いておくのはかなり有効かもしれない。



スティーブジョブズは語っていた



ここまで6つの成功法則を紹介したが、この6つはあくまで大筋であり、ビジネスをしていく上での細かいテクニックなどはここでは語っていない。

この6つの法則を確実に守っていれば、テクニックなどは必ず後からついてくる。断言しよう。

アップルの創始者である故スティーブジョブズは演説でこう言っていた。

「stay hungry, stay foolish」
(貪欲でばかであれ)

これはまさに先に語った成功法則に当てはまる考え方だと思う。

先人の言葉は価値のあるものだなとも思う今日このごろである。