箱根駅伝の倦怠感をfreshに

今年も青学か。

走ってる走ってる。山道たいへんそーだなー。

…30分後。つまんねえー。今日だるい一日になりそうだな。

考えてみたら、毎年このような悪質な感情から私の一年はスタートしていた。

決して箱根駅伝が悪いとは言わない。見たくない人は当然のことながら、番組を変えればいいのだから。

しかし実家に帰省していればそこには両親がいて、彼らはなぜか燃えているのだ。どこがツボなのか聞きもしないしわからないが、彼らなりの応援している大学チームが存在していて、テレビに釘付けだ。私が実家での朝食を頂くともれなく箱根駅伝の喧騒にまきこまれる。朝食をさっと食べ、足早に部屋を出ようとすると、母親の、あら?もう行くの?という問いをうまく振り切りながらの外出。それでも30分くらいはあれを視聴してしまう。

一日のスタートとしては最悪。

そういえば箱根駅伝の沿道をうめつくす応援隊は大方が年配の方々ばかり。

歳をとるとある一定の年齢で箱根駅伝が最高におもしろいと感じる時期がくるのか。

息子よ…とでも勘違いしてくるのだろうか。歳食うて怖いななんて思いながら。

 

今回は箱根駅伝をあくまで私(20代)向けにオモシロくしてみたいと思う。

 

箱根駅伝には往路と復路がある。

まず復路は不要。箱根駅伝の醍醐味は元旦の箱根の景色を見たいということ。往路でそれを楽しんだのに、同じルートを走る復路には興味はない。

往路は5区間あり107.5km。

これを20区間にする。走者は1チーム20名。一名につき5キロの工程。

5キロならぶっ飛んだことするパフォーマーも出現すると考える。

一発芸も見れるかもしれない。

そして走者の横には常にガールフレンドの写メを掲載。

ガールフレンドが不在なら母親の写真。

後者はかわいそうだから、みんな応援してあげる。これは走者への配慮。

三つ目の改革。優勝賞金一億円

準優勝1000万円

3位500万円

4位100万円

5位10万円

これはチームに贈呈される。

これは熱い。

優勝の対価はデカイので選手の火に大量の油が注がれる。

 

改革はこのくらいにしておく。徐々に追加点を増やそうと思う。

視聴率90パーセントは間違いない。